ドングルキーの役割

DAWプラグインを操作するにあたり、このような言葉を聞いたことありませんか?

【この製品を使用するにはeLicenserが必要です】
【この製品を使用するにはVienna Keyが必要です】
【この製品を使用するにはiLokが必要です】

eLicenser?
Vienna Key?
iLok?

何それ?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、これらはドングルキーと言って、ソフトの不正コピー防止に使われるハードウェアキーです。
セキュリティの観点と、ソフトの起動に非常に重要な役割を持っています。

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こちらはSteinberg製品使用時に必要なUSB-eLicenserと呼ばれるもので、Steinberg製品やCubaseシリーズを起動するときに使います。
(I/O同梱ソフトなど、バンドル製品の中にはドングルキーなしで可動するものも存在します)

続いてこちらです
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こちらはAVID製品などに使用時に必要なiLokと呼ばれるもので、protools(2021年12月pro tools firstは提供終了)を起動するときなどに必要不可欠です。

ドングルキーを必要とするソフトは認証情報をキーに入れるので、ドングルキーなしでは起動することができません。
(ソフトに同梱されていることもあれば、ソフトとはまた別で購入する場合があります。)

1つ持っていると、キーと同じ開発元のソフトであればいくつものソフトの認証情報を入れることが出来ますので、1ソフトにつき1個のキー!なんてことはありません。

ソフトを購入した時に最初のステップとして、このドングルキーの中にソフトのライセンス情報を入れる作業がありますが、これはセキュリティの観点で見ても非常に大事なことなので、早い段階で入れてしまった方が良いです。

また紛失や破損をしてしまうと一切のサポートがなく、新たにキーを購入するほか手段がなくなってしまうため、一度ポートに挿したら差しっぱなしにするぐらいでもいいかもしれません。

とはいえ、2022年春から、ドングルキー不要のDAWもリリースになってくるので、新しいバージョンのソフトを買う場合は、各ソフトごとに都度確認が必要になります。


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